結婚しました!

『優しいから…』


以前音々が小さなパニックを起こしたときのことを思い出した。

忘れてた

まだ、問題が残ってたんだった。


スーハースーハーと異常な呼吸で

ビニール袋で呼吸している


音々の顔色が少しずつ戻っていった。


正常な呼吸を確認すると袋を取り外した。




甘い雰囲気などすっ飛んだ。




音々はポロポロ泣き始めた。


「ごめんなさい…」










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