結婚しました!
俺を通り過ぎていった彼女たちのことを思い出していた。


こんなふうな気持ちで向き合ったことはなかった。


体さえ満たされれば、それだけでよかった。


最低だったな俺は…



「ふ…

 こうして待つのは、

 神が与えたバツかもな。

 受けて立つさ、

 音々と一緒にいられるんだったら。」


俺の名前は八起だ。

七転び八起

転んだって何度でも起き上がる。













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