結婚しました!
むちゅ

柔らかい感触がして、

それが音々の唇だと気がついた。


目を開くと、


すぐ目の前に音々の顔。


バチッと目と目が会う。


にやっ


「寝たふりですか~?」


俺の顔に

フ~

とかけてきた息が酒臭い


「音々お前~酒?あっ!」


冷蔵庫の方を見る。


やっぱり、


こいつ寝ぼけて日本酒のワンカップ一気飲みしやがった。


水と間違えたのか?

一口飲めば違いに気づくだろ?

まあ、こいつは普通じゃないからな…


「今日は逃しませんよ~」


ヒック

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