結婚しました!
カツが効いたのか、面接は一発合格だったらしい。


とりあえず、

音々がバイトを決めてきた古着屋に行ってみることにした。


「こっちです。」


それは思いもかけず近いところにあった。


「こんなところに店があったなんて知らなかったなあ。」


そこは、どこかの会社の倉庫としていたところを改装して

倉庫兼店舗兼飲食店になっていた。


なんとそこの制服が猫耳メイドだ。


メイドカフェじゃないか。


「音々、聞いてないぞ?」


「何ですか?」


「そんなメイド服着てサ店でバイトなんて絶対ダメだからな。」


あれは俺だけのもんだ!


「私は洋服屋さんの方ですから。」


「なんだそうかって…あっちもメイド服じゃないか!」





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