アタックNo.4
その後も、私は何度か退部したいと訴えたものの、やはり受け入れられなかった

そうこうしている内に、遂に私達はバレー部で二回目の春を迎えた

当然、1年生が入部してくる訳で、後輩でありながら先輩でもあるというポジションが中々、馴染めなかった

相変わらず、大してやる気もないのにレギュラーの座にはついていた

ただ、それでも入部したての頃より意識がほんの少し高くなった気がする

けれど、やっぱり部活を好きにはなれなかった

あー地獄の様な部活を辞めたい辞めたい辞めたい

けれど、地獄は部活だけじゃなかった


何と、2年になり鬼顧問が私の担任になったのだ

マジかよ~



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