アタックNo.4
また地獄の様な夏になり、いよいよ先輩達の引退試合の日が迫ってきていた

私もレギュラーである以上、足を引っ張る訳にはいかない

何だかんだ言いながら、私にもバレー部員としての、チームの一員としての責任感と連帯感の様なものが芽生えていた

3年の先輩達を退部に追い込んだやり手の先輩達

厳しいし、めちゃ怖いけど結局、思い出されるのは先輩達と馬鹿話して盛り上がった事ばかり


さあ、試合開始だ!!

ホイッスルがピッと短くなった


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