恋はいっぽから!(続編)~夜明けの珈琲~
「かわいいわ…☆どうぞ離れないで下さい。」
彼女は腕を伸ばして…、俺の頭を引き寄せる。
ギュッと胸元に抱きしめられるけれど……
「ちっさい胸だな。(ボソッ)」
「…聞こえてますよ。」
「…心配すんな。揉んでりゃあでかくなる。」
「……『甘ーーいっ』。」
「コラ。ここでソレを使うか。まだまだ続きがあるのに…?」
「えっ……」
瞼にキスして、
ついでに…掌サイズの胸にもキスして、
俺はまた……
彼女に夢中になる。
俺達の全てが……ひとつになる。
そんな、とろけるくらいに甘い時間は、
どんなに時間があっても足りないくらいで……。
それを惜しむように、互いに1ミリの隙間さえなくなるくらいに…抱き締め合った。