恋はいっぽから!(続編)~夜明けの珈琲~
朝起きてすぐに…、
ベッドの隣りを見る。
「………。」
それから、しばしぼうっとしながら…
いつものように、煙草を吸う。
愛煙しているのは……
セ〇ンスター。
それから……、
顔を洗って、
簡単に身なりを…整えて。
部屋に戻ってすぐに、携帯を充電器から外して、スーツの内ポケットに入れる。
珈琲を…ドリップする。
もちろん、いつもの珈琲。
特別な珈琲は…、君と飲むのだと決めているから。
新聞を読みながら……、
(主にスポーツ欄)
それを飲む。
……煙草を吸う。
「……どれ、そろそろ…行くか。」
スーツに身を包み、ネクタイを少しだけ緩めて……。
いつもと変わらぬ朝のスタートを…
きった。