君から、私へ。 私から、君へ。
君からの
…あれから一週間がすぎた。
お葬式ではみんなが泣いてた。
私に至っては未だに何も実感がわかない。
いつかひょっこり麻緒が出てくる気がするんだ。
笑いながら、『驚いた!?』って言いながら。
そんなことは天と地がひっくりかえってもあり得ないのに。
一週間たった今でも窓から見える麻緒の部屋には明かりが点いていないというのに。
…ああ、もう寝よう。
明日も学校だし。
布団に入って目をつむるが、なんだか全然寝付けない。
目を閉じると麻緒の顔ばかりが浮かんでしまう。
…麻緒に、
麻緒に、会いたい。