今日もあなたを愛しています。

夏休み


公園で初めて空と話してから結構仲良く

一緒に話したりする事が多くなった

でも空の目はあの寂しい目のまんまで

顔は微笑んでいてもやっぱり目だけは

かわらないままだった

空は何を抱えてるんだろう。

何を思っているの。

1人で何を我慢してるの。

ずっとその思いが続いて、自分でも

うずうずしていた。

季節はもう7月

7月といったらやっぱり夏休み!!

「じゃぁ、くれぐれも警察沙汰とかやめろよ
 俺らが迎えに行くとかめんでーからな」

担任からのいつもの話が終わり

明日からなーつーやすみっ!

何しよー。って言っても毎日ひまなんだよね。

あーあ。バイトでも探そうかなぁ・・・

「なぁ紗奈」

いきなり空が話しかけてきた

「うぇ、っん?」

「お前また変な声出してんじゃねーよ」

空は笑い出した

「またそんな笑わなくったって・・・」

< 11 / 12 >

この作品をシェア

pagetop