今日もあなたを愛しています。
「そんな、つったってないで座れば?」
矢崎はこっちを見ながらベンチを叩いた
「あっどうも・・・。」
軽く会釈をして隣に座った。やっぱり・・・
あの目。不思議。
「あ、あのさ・・・矢崎くんって何かあんの?」
矢崎は寂しそうな顔でこっちをみた
「あ?何かって例えば?」
えっ・・・どうしよー。
「た、例えば、友達と喧嘩した・・・とか?」
「はぁ?何か花坂っておもろいな」
矢崎は笑いながらこっちをみた
「そ、そんな笑わなくったって・・・」
「じょーだん、ごめんごめん」
矢崎はあたしの頭をくしゃっと撫でた
うっ・・・。
「そんな友達に興味ねーよ。ただの口だけの奴らだし」
またあの顔に戻った