今日もあなたを愛しています。

「なんかあんなら話きくよ」

「花坂、俺に興味あんの?」

矢崎は一気に顔を近づけてきた

「う・・・うぉ」

「なに変な声だしてんだよ、まじおもしれー」

なんだコイツ・・・あたしのこと、バカにしやがる

「俺の家は離婚つったよな、あれ嘘」

えぇっ・・・・。

「じゃぁなんで?こっちにきたの?」

「んーまぁそこは仲良くなったらな」

矢崎はまたこっちを向いて微笑んだ

「ってか矢崎くんってやめろ。空でいい」

「そ・・・そら」

恐る恐る呼んでみた

「なにどもってんの?さーなちゃんっ」

「やっやめろ」

「お前って案外可愛いな。い・が・い・に!」

可愛いとか、ってか意外って一番むかつく

「お前はまだ帰らなくていいのか?」

あっ忘れてた!!家の存在

「あっ!!あっでも今日親居ないし暇だったからさ
 いいひまつぶしになったわ!」

「元々暇人だろっ?お前の親なにしてんの?」
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