secret name ~番外編~
ノーヴェは無口だ。
いつも影のように、存在が薄い。

明日派遣するセッテとは、正反対の猫。
セッテとノーヴェを思い出し、水口はある事に気付く。
「大久保、頼みがある。」
「珍しいな、お前が頼みなんて。なんだ?」
グラスのブランデーを飲み干しながら、大久保は笑った。
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