苺色*恋心



私だけじゃないのかな...?



「ねー苺ーーっビックニュースっ!!!」


「理系クラスの葵先生いるじゃん?」



「ぇ...あ、うん。葵先生がどうかしたの?」




「学校やめちゃうらしいんだよねー」



............やめる?
此処からいなくなる...?


「.........いつ、やめるの?」



「んーとね、一週間後とか言ってたかなぁ?」



そっか、ありがとう。
そう言い残して私は竜也くんのいる、理系クラスに向かった



自分は何をしているのか、わからなかった。
とにかく身体が勝手に動いて、早く竜也くんに伝えなきゃと思った



< 33 / 45 >

この作品をシェア

pagetop