苺色*恋心



私は馬鹿だ、
あんな事、なんで言っちゃったんだろう......



あっという間に告白の日。




「上手くいくよ、竜也くんがんばったもんっ!」




なんて、朝は元気良く...

言えたのにな。



上手くいくだろうな、
葵先生もその気っぽい所あったし...



「あれ?苺?どうしたの?部活やってないあんたが教室に独りぼっちなんて...」



「...ちょっと考え事してた......」



机に突っ伏してだらけてる私。

別に帰ってもいいのに、気になって帰れない...



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