苺色*恋心


「こんな事になるなら...気持ちだけでも伝えればよかった。」


困らせたくないから告白しなかったのに、矛盾してる。



1番に竜也くんの幸せを願っているはずなのに、

なんで涙がでるんだろう...



頬を伝う生温い液体、



「竜也くん...好き.........」


机に突っ伏した状態で小さく呟いて泣いた。



「...へー苺ちゃんて俺の事好きやったんや」



「っ!!!?」




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