あなたに捧げるストーカーの歌

落ち着け私 と自分に言い聞かせる間、
中島新はまだケラケラ笑っていた。

やっと平常心を取り戻した頃。

「じゃあ、今回の課題は知ってると思うけど、相手の顔を書いて次回提出する事。ペアは誰でも良いからな~。」

「は?」

知らないんだけど?
ねぇラスボス、私知らなかったよ?
え?



「ねぇ、幸田さん一緒やろ?」
キラキラした目で中島が話しかけてきた。

「は?なんであんたなんかと。
それよりも後ろでキラキラした目で中島に話し掛けようとしてる女子のほうが良いんじゃない?」
キラキラした目で見ている女子をぱーっと数えると

あ、クラスの女子全員ですねwおめでとうございますw


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