あなたに捧げるストーカーの歌

はあ

結局断れず、中島新が持ってる3分の1を持つことに。

中休みだから皆廊下で喋ってる。
バカップルに…
女友達軍団…
バカな男子は先生が教室にいないことを良いことに、ハンベをし始めてる。
ボールはどうせ0点の漢字テストだろう。




「「……………」」

きまず…


無口な2人の無言を遮ったのは中島新だ。

「幸田さんさー、頭いいんだから、授業態度を改めた方がいいんじゃない?」

「私の勝手。寝たいときに寝るの。てか近付かないで!」

奴は頭に???を浮かべてる

「なんで“近付かないで”?」

「ストーカーだからよ。」
「へ?」
「目!目よ!なんで目が悪いこと知ってるのよ!」
「あ、あれ?よくごくごくたまに黒板見るじゃん?あんとき絶対目細めるんだよね。夜までなんか考え事してんじゃないの?」

…は………図星

なんか心の中見透かされてるみたいで、なんか嫌だ…

「考え事、なにしてんの?」



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