愛 シ テ 【完】




「...ありがとう」

「え?」

「......なんか、もういいや」

「...」

「すっきりした!ありがとう、中崎!」

「......」

「寒いね、帰ろうか」

「木原」



あたしはベンチを立とうとした瞬間、中崎に腕を掴まれた。

< 238 / 515 >

この作品をシェア

pagetop