愛 シ テ 【完】




「ごめん...」

「...高橋...」

「...」

「...ごめん...なさい...」

「...木原?」


あたしは小さな声で謝った。



「...あたし、高橋に八つ当たりして、あたしのこと心配してくれたのに...」

「...」

「......冷静になって...その...」

「...早く帰ろう。ハヤシライスと実月が待ってる」

「......うん」


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