愛 シ テ 【完】





「じゃぁ、早い目にするね」

「「うん」」


お姉ちゃんはすぐに食料品売り場と、日用品売り場へ向かった。

あたしと高橋は、少し遅れてその後についていく。



「お姉ちゃん、早い目って言ってたけど普通のスピードだね」

「きっと実月の“早い目”は俺らにとって“普通のスピード”なんだよ」

「...なるほど」



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