愛 シ テ 【完】











「えっ、高橋いないの!?」



翌日、学校へ行くと純麗がそばに寄ってきて、小さな声で教えてくれた。





「そうなの。なんか、お母さんが倒れちゃったみたいで...」

「そんな...。ってことは、しばらく学校にもお姉ちゃんの家にもいないってこと...?」

「うん。実家はそう遠くはないみたいなんだけど...」

「......」

「大丈夫かな?」

「......うん」



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