君が好き


部活だ、だけど俺は小山のことしか考えていなかった。




「拓哉先輩!階段で筋トレしてきます」



張り切って体育館にいる先輩に言った



「そ、そうなの…?」




拓哉先輩は最初ビックリしてたけど承諾してくれた。



「じゃ、行ってきます!」




ユニフォームに着替え身軽に階段をかけ上がった。



吹奏楽部の楽器の音がどんどん近付いていく



4階についた。



だけど階段のとこには小山はいない…




がっくり肩を落として階段を降りていく。



「頑張って!」ってまた言ってもらえると、すごく期待してたんだ。




< 28 / 58 >

この作品をシェア

pagetop