君が好き
「ホンッとに来るんですね…」
次の日、いつものアップ時間。
だけど今日は拓哉先輩か隣にいるι
どうか小山が来てませんように…
「行くぞ♪」
拓哉先輩が階段わ上がり出した。
負けじと俺も拓哉先輩の背中を追った
いつもやってるから疲れなんかないし、誰よりも階段を上がるのが早い!
拓哉先輩を軽々と抜かしちょっと行き過ぎて4階の廊下へ
「…奥村くん」
「小山…!」
拓哉先輩が来たらバレるけど…いっか
「し…下の名前呼んでくれない?」
小山は楽器を持って俺の隣に立った。
「下の名前…?」
「そう、下の名前」
「…翔太くん……」