君が好き
【春】
……ι
変かな?…メアド…翔太くんに…
やっぱりやめたほうがいい?
朝の階段の前でメールアドレスの書いた紙とにらめっこ。
あ、来た来た
「おはよう、翔太くん」
爽やかに階段を上がってくる翔太くんの姿はまさに王子様。
爽やかが保証します。
爽やかさ100%
翔太くんは私の元へやって来た。
「何、それ?」
翔太くんは紙を覗きこんだ
「メアド?」
「…うんι」
「もしかして、俺に?」
言葉がでなくて頷いただけだった
翔太くんは紙をズボンのポケットに入れて階段を降りてった