一万回目のプロポーズ
「・・・でも、もう着替えられない・・・。どーしようこのままいくしかないのか・・。」

私は走った。

ガシャーン

「！？」

目の前に落ちた植木鉢。

上には誰もいない。

でも私をめがけて落ちてきた。

後一歩間違えていたら間違いなく私はあたっていたと思う。

「・・・った」

私は落ちてきた植木鉢には当たらなかったのは運が良かったと思う。

けど座り込んでしまって手のひらを破片できってしまって。

「・・・ウソ。知紗の言ってたことはホント・・・だったんだ」

私は思い出した。

「知紗！？」

私は勢いよく叫んでしまった。


「あれ？琴音？」

後ろから声をかけられ私はビクッとした。

「・・・ッ」

私は恐る恐る振替たった。

でも振り返った瞬間わたしはホッとしたのと同時に背中と心が凍りついたように感じた。

「・・・瞬・・・。」

「何してんだよ？サボリにしては大胆だな？」

「・・・なんでもないの。あんたは授業に戻ってて・・。」

今日は合同体育。

男子がいても変ではない。

「・・・！？おまッ！？」

瞬が言葉につまづいた。
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