一万回目のプロポーズ
◆◇◆◇琴音◆◇◆◇

今、バス。

「すみません、隣、空いてます?」

私は窓際に座っていた。

「あ、はい空いてます・・・よ」

私は目を見開いた。

「ありがと、佐藤さん」

私あhもうどーでもいいやと思って窓を見た。

「なぁ。」

私は瞬に話しかけられても無視することにしたのダ。

「なぁって。佐藤さん」

私のことを揺さぶる瞬。

「・・・なに」

「お前、ディズニー誰と行くの?」

「友達と。」

「じゃぁそれ、断っとけ。」

「は?なんで」

「いいから。」

「あんた、知紗がいるんでしょ」

「あぁ、それ断っといた。」

「あ、そう・・・ってえ!?なんで!?」

「俺はお前とディズニー行きたいから。」

「・・・・わかったわよ」

・・・・・負けた。

あいつの言葉に負けた・・・・。


そしてあっという間に旅館。
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