一万回目のプロポーズ
◇◆◇◆瞬◇◆◇◆

「・・・なんで私と言ってくれないの・・・?前から約束してたでしょ?」

・・・オレ今、修羅場中(`・ω・´)シャキーン。

「だから~友達と行くんだって。」

「なら私もいれてくれても。。。」

「知紗は知紗の友達と行ったほうが楽しだろ!?」

「・・・瞬くん全然私の気持ち・・・わかってくれてないんだ」

「・・・・」

「私は友達と居るより、好きな人と・・・瞬くんといたほうが楽しいのに!瞬くんは違うんだ?私より琴音と友達といたほうが楽しいんだ?」

知紗がはじめて怒鳴って涙を流した。

「・・・そうじゃねーよ。」

「じゃぁ何!?」

「・・たまにぐらい俺を自由にしてくれよ・・・。別に365日彼女といなきゃダメっていうことはねーだろ・・・。」

「瞬くんは私のこと嫌いになった?」

「んなわけねーって」

いつまで続くんだよ!(o≧口≦)o

「じゃぁ。。。好きっていう証明してくれたら友達といっていいよ」

「証明?」

「うん。私にキスして。」

「は!?」

「できるでしょ?私たち何回もキスしてるんだし、カレカノだから」

「・・・・」

どーするオレッ!しないと琴音と回れねーし・・・したら逆に回れるし・・・。

「わーったよ。キスするよ。」

オレは知紗に顔を近づけて知紗は少し背伸びをした。

ちゅ

長くて、甘くて、舌を絡ませて・・・知紗の顔はもうトローンとなっていた。

オレたちは唇を離した。

「これでいいだろ?」

「うんっ」

知紗はものすごい満面の笑みでさっていった。

◇◆◇◆琴音◇◆◇◆

ウソ・・・・舜と知紗がキス・・・してる。。。

私はとんでもない場面に立ち尽くしていた・゜・(ノД`)・゜・

私はその場から逃げたくて、見たくなくて仕方がないのに足が動かない。

やめて、、もう見せないでよッ!

一回知紗の目は私を見ているような気がした。
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