一万回目のプロポーズ
「琴音―」

後ろから呼び止められた。

「なに?」

「宮本くんが呼んでる」

「宮本?」

私は宮本のいるところに向かった。

「なに?呼び出しなんかして。」

「お前ちゃんと断ったのか?」

「・・・うんまぁ・・・」

ホントは一瞬でだけどよ

「俺も。だから明日、一緒に回ろーな」

ニカッ

と満面の笑みを浮かべる瞬であった。

       完

って!おいおい!終わらすな!!

まだhappyendにもなってないわ!

「じゃぁ、明日な!お休み!」

「んお休み」

私たちは別の部屋に戻った。

――――ディズニー

「よっしゃ!ディズニー到着!」

「コラコラ宮本。まだ行かんぞ。」

先生に怒られた瞬はみんなの笑いものになった。

「えーでは集合時間には遅れないように。以上。自由行動はじめッ」

みんなは一斉に歩き出した。

私はその波に飲まれる(>'A`)>ウワァァ!!

グイッ

誰かに引っ張られた。

「たく、、気をつけろよ。」

瞬であった。
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