一万回目のプロポーズ
「たくそういうところは変わんねーな。」

「なっ!失礼な!」

「さて、どこから回ります?」

「スプラッシュマウンテン!」

「一発目から!?」

「うん?だって一発目って絶叫系が定番じゃん」

「そうだけどサ・・・。」

「なに。怖いわけ?」

「バッ!んなわけねーって!」

・・・。怖いんだ。

「はいはい、じゃぁ行きますか」

「おう!」

私たちは歩き出した。

「あ!」

「ん?」

「ミッキーとミニーとグーフィーとシンデレラとアリスとベルとチップとデールとオーロラ姫と白雪姫と・・・。」

「はいはいはい。わかったからもう言うの終わり。」

私は瞬に口を塞がれた。

「んんん!」

私は無理にでも話そうとする。
< 26 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop