一万回目のプロポーズ
瞬から私への告白
◇◆◇◆瞬◇◆◇◆

琴音はいいのだが問題は知紗だな。


オレは携帯を出した。

「・・・・」

すると電話が鳴った。

チャルメラ~チャルメラ~

(↑着メロ)

「うぉ!」

表示されていた名前は知紗だった。

ピッ

「あ、俺」

《瞬く~んもぉ~やっと繋がった~》

知紗は俺でもわかる知紗はお得意のぶりっ子で来た。

「で?あんだよ。」

《・・・私とやり直して欲しいの。》

「は?」

《旅館ではああいったんだけど・・・私、やっぱり瞬くんを忘れきれないの・・・。》

知紗は・・・泣いた。

《お・・・おねがいだから・・・わ・・・私とやり直して・・・?》

「・・・無理」

《・・・う・・・ひどいよ・・・・私を・・・私をフッたこと後悔しなきゃ・・・ね》

さっき泣いてた声とはちがく鋭い声になった。

「・・・琴音には手を出すなよ」

《・・・ふふどうしようかしらね。》

そう言って電話は切れた。
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