甘いmilkchocolate~嫌いなアイツ~
ガシャン!!
お盆をテーブルの上に強く
置き大きな音が響き渡る
「ジロジロジロ見てんじゃねぇーよ!!
なんだよ!!こっちは仕事してんのに
気が散んだよ!!お前のせいで!
これだから男は嫌なんだ!!」
男の胸ぐらをつかみ睨む私
男は余裕そうに私を見る
そしてニヤッと笑い
私のあごを優しくすくう
「アンタ・・・そんなことしても
いいの?こっちは客」
「は!?」
「みんな俺たちに注目してるけど
どうする?」
「どっどうするって・・・」
なんだよこの男は・・・
クイッ
「ひゃ!」
男はもっとあごを近寄せついに
近距離状態になった私
この男なんだよ!!!
店の中にいる客のことをおもうと
こいつを殴れない