甘いmilkchocolate~嫌いなアイツ~



堺の手の平に乗せた途端
私と堺の手は絡められ
堺のもう一方の手を
私の腰に巻き付く形になる

「やっと来てくれた」

またニコリと笑い
私の頬にキスをした

「堺の馬鹿・・・」

顔が真っ赤になったのは
自分でも分かった

だって今すごく顔が熱い・・・

真夏のせいじゃなくて
日光のせいでもない―――――

堺のせいだ・・・・

「ん、超可愛い
もっと深いところに行くから捕まって」

堺の言う通りに堺の首に手を
持っていく

今思えば
裸同然の私たちが
抱き合ってることだよな・・・・

そんなこと思うと
余計恥ずかしくなった

「みえこちゃん。
今変なこと思ってたよね?」

「はぁ!?おおおお思ってないし
思うわけないし!!!」

私があたふたしてる途端
いきなり堺の顔が近づいてきて
私の唇を奪う

「ん!・・・んん・・・ふぁハァ」

堺は何度も何度も角度を変え
唇を合わせる

少し潮の味がし
余計私を狂わせる

「はぁ・・・んぁ・・・」

これがいわゆる
ディープキスなのか・・・?

堺の舌が入り絡め合う2人


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