甘いmilkchocolate~嫌いなアイツ~
そうだな・・・
この世界には自分にそっくりさんが
2、3人いてもおかしくはない
フッ・・・
一人で笑い廊下側
の一番端っこに座った
委員会が始まるのにまだ時間がある
本でも読んどこう
鞄から本を取り出し
続きが気になっていたページを
開ける
「なーに読んでんの?」
後ろから耳元に男の声がした
「うわ!!!!!」
慌てたせいか椅子が後ろに
ひっくりがえそうとなったところ
あの男が後ろから支えて
もらった
「危ないなーみ え こちゃん」
ニコっと笑う男に鳥肌がたった
「ちょ!!触るな!!変態」
前からヒジをいれてやろうと
思ったが簡単に止められた
「やだなーー。みえこちゃんが
倒れてきたんだろ」
「うっさい!!つーかなんで
名前知ってんだよ!!」
「それはお店で聞いたんだ
あの子の名前はなんだって」