甘いmilkchocolate~嫌いなアイツ~
「自分で買え!」
「俺・・・みえこちゃんから
飲み物貰うために頑張ったのに」
「は!?ただそれだけのために!?」
「それだけのために
くれないとキス―――」
「あーー!分かった分かった!!」
キスだけはやめてくれ!!
ガタン―――――・・・
「はい、スポーツドリンク」
「サンキュ。」
グイッ―――
「・・・・・・!?」
急に腕を引っ張られ
堺の顔がドアップした
「ねぇ―――褒めてよ」
「はぁ!?馬鹿じゃん?
何考えてん・・・きゃ」
さらに引っ張られ
唇が触れ合いそうな距離に
なってしまった
「キス・・・・・・」
「分かった!!」
私は仕方なく堺の目を見た
「よく頑張ったね。お疲れ様」