夢の続きを描こう、 僕の世界が終わるまで
「卓球部からのお願いなんだけど」
そう、卓球部の部長だ。
「今度の試合にでてくれないかな」
「は?」
「実は結構大事な試合なんだけど団体でるのに人数が1人足りないんだ」
「はぁ」
「だから経験のある高山くんにでてもらいたいと思ったんだ」
――…試合、か
もう3年近くになる。
そのオレが、どこまでやれるか
まぁこいつらはオレが、全中2連覇のやつだなんて
夢にも思ってないんだろうけど。