【短編】寝ているアイツにキスをした。~柚子side~
おまけ
「……なあ柚子」
「なに??」
「実は俺、柚子に言わなきゃイケないことがあるんだ」
「言わなきゃ、イケないこと??」
「……ああ。実は俺、柚子と飯食って帰ったあの日……」
「……うん。なに??」
「―――寝てる柚子に、キスした」
「えっ??」
「……柚子のファーストキス、俺がもらった」
「……ウソッ。えっ??」
「ほんとにごめんな。柚子がかわいくてつい、唇奪った」
「……そっか」
「ほんとごめん」
「……ううん。気にしないで。ファーストキスの相手が、樹でよかった」
「……柚子」
「はじめてのキスは、だいすきな人とだから」
【おまけ完結】
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「お前、俺の妻にならないか?」
「はい?」
「俺が一億で買ってやるよ、お前を」
スイーツマニアで、甘いものが大好きなわたしには、いつも通っているカフェがあった。
もちろん、色々なカフェのスイーツを食べまくっているけど。
そこによく出入りしていたのが、株式会社 スリーデイズの副社長である【天野川大翔(あまのがわひろと)】だった。
なぜかわたしがそこによく通うと知っていた彼。
そして天野川大翔から、わたしは突然そんなことを言われたのだった。
「そうだ、一億出す。 だから俺の妻にならないか?」
「……え、え? え……?」
「一億で足りなければ、二億でも三億でも好きな額を出そう」
「い、いえ! 一億なんてそんな、とんでもない……!」
そんな副社長に、わたしは一億円で買われた。そして彼の妻になった。
その条件として、わたしはスイーツの開発の手伝いをすることになった。
「由紀乃、お前を愛していいのは俺だけだ。分かってるな?」
「……大翔、さん?」
「いいか、俺以外の男に愛されることなんて許さないからな」
そして彼と結婚したその瞬間から、わたしは彼の独占欲には抗えなくて……。
「由紀乃、こっちに来い。そばにいろ」
そんな意地悪でちょっぴりSな副社長に、愛されています。
じれじれ✕甘々100%!
副社長との新婚生活は、スイーツみたいに甘くて、ほろ苦い……?
スイーツ開発を舞台に繰り広げられる、甘い甘い新婚生活。
株式会社スリーデイズ 副社長
大翔(ひろと)27歳
✕
スイーツ大好き スイーツマニアの妻
由紀乃(ゆきの)27歳
☆START
2021/10/7〜
皆さんお待たせしました!
更新再開しました!
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「……なあ、お前。俺の嫁にならないか?」
「……はい?」
すべては彼の、この一言から始まった。
「お前は俺の妻だ。死ぬまで一生愛してやる」
「……はい」
愛なんてそこには存在しない、偽りの夫婦として始まったわたしたち。
だけどわたしは、そんな彼に一生愛されたいと思った。
偽りの夫婦となった二人が導き出す、その幸せの答えとは?
偽りの妻 鷺ノ宮(さぎのみや)(旧姓 波音(なみね)聖良(きよら)27歳
✕
偽りの夫 鷺ノ宮(さぎのみや)棗(なつめ)32歳
わたしが結婚した相手はなんと、あの鷺ノ宮(さぎのみや)グループの御曹司だった!?
ええー!?
こんな偽りだらけの夫婦って……本当にうまく行くの!?
大人ラブストーリー第5段!
2020/12/24~2021/1/15
完結致しました。
この度こちらの作品も総合ランキング入り致しました。最高17位にランクインしました。
本当にありがとうございますm(_ _)m
著者・高坂彩乃
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「俺が何者かって??―――吸血鬼(バンパイア)だ」
極フツーの日常を送っていたあたしに、突然人生の変化が訪れた。
そう、あたしの前に吸血鬼(バンパイア)と名乗る男が現れたからだ。
「お前は俺の最高のエサだ。さぞかしうまい血なんだろうな」
吸血鬼(バンパイア)であるこの男が、あたしの人生を狂わせることになるとは、想像もしていなかった……。
「……俺はバンパイアだ。変な感情持つんじゃねぇよ」
だけどあたしはいつしか、そのバンパイアに惹かれていくことになる。
「バンパイアだろうがなんだろうが関係ない!!あたしは……あたしは」
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見た目は人間。実は吸血鬼(バンパイア)
ユズル
×
極フツーの女の子。ユズルのエサ!?
真琴
2020/08/20~2020/8/27
完結いたしました!
たくさんの応援、ありがとうございます。
少しファンタジー要素、あるかもです。
野いちごランキングにて総合ランキングで36位。
ジャンル別ランキングで28位に入りました。ありがとうございます!
読者の皆さまに、心から感謝いたします。
読んでくださり、ありがとうございます。
バンパイア✕人間の甘ラブストーリー。
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