廻る、出会いと別れ
さらに一週間後の朝、リハビリのために私は彼女の下へと向かった。


病室にはニコニコとしている彼女が居た。






「亜美先生、一度退院していいって」


あいさつより先に彼女から報告された。


「よかったですね。田中さん頑張ってましたもんね」


彼女の笑顔に、自然と私も笑顔になった。








2日後、ご主人と笑顔で帰っていった。


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