幸せの選択
3日前、ひょんなことから、岡本晃樹と飲むことになり、彼の知る店に入った。


そこは、10人程度のカウンターだけの小さなバーだった。

マスターは、父親ほどの年齢で客の会話に程よく加わり、程よく放っておいてくれる雰囲気のいい店だった。



初対面の私たちは、以外にも共通の話題が多くて、話が途切れることはなく、気が付けば日付はとっくに超していた。

中でも、彼の家具への知識が豊富で、私の知らないこともたくさん 教えてくれた。
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