幸せの選択
それから2日たち、遂に今日を迎えた。


この2日、もしかしたら私あてに連絡がくる………はずはないけど、業務連絡とかで社に電話がくるかもしれないと、密かに課長の席の電話が鳴る度素早く出ていた…



そんな努力も虚しく、今に至る。




きっと『好きだった』と言ったのは、私をからかったんだ

課長には、あんなに素敵な女性がいるのを知っているのに、何を勝手に舞い上がっていたんだ。


そう自分に言い聞かせながら、どこか裏切られたような被害感情に飲み込まれそうになる。



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