幸せの選択
「じゃあ、再来週待ってるね」

「うん、よろしくお願いします」

「あー!俺も千秋と一緒に働きたいよ。鍋嶋さんと働くのシンドイ…」


「アハハ…でも、今の仕事終わったら戻れるんでしょ?あと少し。そしたら、私の上司になるんだね、嫌だなぁ」


『お疲れ様会』と称して、晃樹の行きつけの店を3件ほどハシゴした。

どの店も晃樹をよく知る人がいて、すっかりくつろいだ顔をする彼につられて、私も楽しく飲みすぎてしまった。


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