幸せの選択
慌ててトレーを拾おうと屈んだとき、腹部に激痛が走った。
「大丈夫ですか?火傷しなかったですか?」
うずくまる私にその人が声をかけてきた。
すぐに立ち上がれない。
「いえ、大丈夫です………」
「……三島…?」
驚いて顔を上げると、私を見下ろすその人は課長だった
「大丈夫ですか?火傷しなかったですか?」
うずくまる私にその人が声をかけてきた。
すぐに立ち上がれない。
「いえ、大丈夫です………」
「……三島…?」
驚いて顔を上げると、私を見下ろすその人は課長だった