幸せの選択
「はい。よろしくお願いします」


携帯の終話ボタンを押すと、緊張が解けて一気に疲れが押し寄せた


「上手く行くわよ。あの人意外と敏腕なのよ」

「はい……ありがとうございます。」



玲衣さんが羽生さんに依頼したのは、私に変わってあの家の処分や、引っ越し等を羽生さんがやってくれることだった。




「もう、彼には会わない方がいいと思うの。しばらくはココで休んで、元気になったら考えよ?」

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