幸せの選択
もうひとつ長谷さんから教わった事は、現場へなるべく多くの回数足を運ぶこと。



朝昼晩、晴れの日、曇りの日、雨の日……そこで生活していくということは、途切れることのない時間を積み重ねていくこと


だからこそ、異なる条件で建物を見ることは、必要なことなのだ。




打ち合わせが上手くいった安心と、クライアントへの手応えで、ピンと張り積めた気持ちが、一気に緩む。


打ち合わせ中必死で話続けたせいで、気づけば喉がカラカラだった。


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