幸せの選択
回された腕が離れた次の瞬間



ガチャ





「おーい、準備終わってるか?」












「は、長谷さん。お、お、終わってます」


「おー、よし。うん?岡本君もいたのか」


「はい、手伝うように言われてきました」



「うん。ありがとう。じゃあ、午後よろしくね。あ、三島?今日はお前も加わって?」


「えっ?」


「お前の案件の佐々木さん?あの人、実はコーヒーチェーンの社長だったんだって。お前の事気に入って、今度オープンするカフェのデザインもお願いしたいって言って来てんだよ。だから、お前も加われ」








「………えっー!!!」


「じゃあ、よろしくな」


大きな爆弾を落として長谷さんは出て言った。



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