幸せの選択
「フゥー、凄い気持よかったです。あれオリジナルですか?」


「そう、知り合いがねセラピストやってるの。今度紹介してあげようか?」



「はいっ!ぜひぜひ」





午前3時半

夜明けまで間近の時間。私はまだ自宅に戻れないでいた。




「はい」と出されたローズヒップティーは、綺麗なローズ色。




「いただきます」




フワッとローズの香りが眠気を誘う。

ファーっと一つ欠伸をすると、隣にドカっと座る玲衣さん。






「さぁて、ご所望のお風呂にも入ったでしょ?一息ついたところで、話しをしてもらいましょうか?」



「いや……あの……」







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