幸せの選択
「策士って、そんなこと全然ないです。一緒にいると楽しいですよ?」



「だから、凄腕だって言ってるでしょ?あのね、どうでもいい女の子をわざわざ実家に連れていく?」


「だから、それはたまたま夜遅くなっちゃって、お姉さんがたまたま遊びに来てるからって」





チチッチと舌打ちする玲衣さん。





「まぁ、千秋ちゃんはそのまま流されてればいいんじゃない?そしたらいつの間に『オカモト夫人』になってるわよ」



「玲衣さん!そんなこと無いです!」




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