幸せの選択
熱々と湯気が立つお鍋の中には、きちんと昆布で取られた出汁の中に、綺麗に切られた真っ白なお豆腐
「ちょっと、千秋ちゃん朝食って今何時だと思ってるの?」
「えっ?何時って6時ですよ?」
リビングの時計は間違いなく6時を指している。
「6時だけど、今は夕方の6時!18時よ!」
「えっー!!!」
パッと窓の外を見ると、さっきまで朝やけだと思っていた景色が、夕焼けにも見える。
ほんの1、2時間仮眠をとっただけだと思ってたのに、一体どれだけ爆睡してしまったんだろう。
体が重たかったのは、寝足りなかったからじゃなくて、寝過ぎてしまったからだったんだ。
「ちょっと、千秋ちゃん朝食って今何時だと思ってるの?」
「えっ?何時って6時ですよ?」
リビングの時計は間違いなく6時を指している。
「6時だけど、今は夕方の6時!18時よ!」
「えっー!!!」
パッと窓の外を見ると、さっきまで朝やけだと思っていた景色が、夕焼けにも見える。
ほんの1、2時間仮眠をとっただけだと思ってたのに、一体どれだけ爆睡してしまったんだろう。
体が重たかったのは、寝足りなかったからじゃなくて、寝過ぎてしまったからだったんだ。