幸せの選択
コツンと頭を小突かれた。



「じゃあ、行きたいです」

「よし。それでいい」


頷きながら、何か自分にも言い聞かせているような……




「要さん?どうかしました?」



散歩を始めツナから様子が変な要さん。
やっぱり疲れているのだろうか?


時々何か堪えているような顔もする。


「どうもしないよ?」


「でも!ーー」



「三島、着いたみたいだよ?」



ふと顔をあげると、キラキラ輝く街の明かり

「わぁー!やっぱりキレイですね」


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