幸せの選択
馴染みのケーキ屋さんへ入ると、「こんにちは」と挨拶する
「今日はどうしたの?」
「今日はね、パパとママの結婚記念日だから蘭だけ、渉のところにお泊まりなの」
「ハハハハ…蘭ちゃんお邪魔虫になっちゃったの?」
「ち、ちょっと……」
お店の奥さんは、母くらいの年齢。
蘭のことも私のこともかわいがってくれる。
「この店も5周年を迎えるわ。あの時千秋ちゃんにこの店をお願いしたからココまで潰れずにこれたんだわ」
「そんな。お二人の力です」
5年前に内装工事を手掛けたこの店
その時には、子供と共にここへ来るなんて想像もしてなかった。
「今日はどうしたの?」
「今日はね、パパとママの結婚記念日だから蘭だけ、渉のところにお泊まりなの」
「ハハハハ…蘭ちゃんお邪魔虫になっちゃったの?」
「ち、ちょっと……」
お店の奥さんは、母くらいの年齢。
蘭のことも私のこともかわいがってくれる。
「この店も5周年を迎えるわ。あの時千秋ちゃんにこの店をお願いしたからココまで潰れずにこれたんだわ」
「そんな。お二人の力です」
5年前に内装工事を手掛けたこの店
その時には、子供と共にここへ来るなんて想像もしてなかった。